気が付けば..中秋の満月でした！

９月１９日は中秋の満月・・ 見逃すと次は８年後だと・・ 朝まで覚えていたのに
　久しぶりに遠出して、夕方帰宅した頃にはすっかり忘れてしまった！

TVニュース..ベランダが妙に明るくて..　気が付いたら夜中だった・・(^_^;)
　しばし眺めて ハッ！ そうだ写真撮っておこうと 慌ててコンデジを持ち出して

　なんとか撮れましたが、天空高く上がってしまっているので、ススキなんかを
　前景に、名月らしい絵は望むべくもなく.. 図鑑写真になっちゃった..(@_@。うんだから!(^^)!
　なんとか撮れたので、良しとします・・　今後も撮る機会があると思うので、参考までに撮影条件を記述してみます。

とは言え、これがなかなか厄介で.. うまく撮れずに四苦八苦しちゃって(=_=)
　　しかしデジカメは銀塩写真機と違って、その場で結果が分るのであり難い！
　
　　ざっと.. 以下の条件が必要かと思います！

１）先ずはカメラが動かない様に三脚を使って固定する事
　　ブレも大敵ですが、お月さまを視野に捉えるのが難しいから・・
　　三脚がない場合は、手すりや塀などの上などに砂袋？を置いてその上に
　　カメラを置いて固定したものですが・・(^^ゞ

　　とにかく手持ちで狙うのは無理ですからカメラを固定できる物が必要・・　今回はコンデジをベランダの手すりに
　　押しつけて撮りました.. 少しブレていますが目立たない？

２）レンズの焦点距離が長い事・・　言いかえれば望遠能力が十分ある事・・
　　こればっかりは..相手がお月さま、なんたって遠いので・・
　　望遠レンズでないと、丸どころか“点”になってしまい捉えきれない(^_^;)

　　コンデジのズーム倍率で言えば “最低でも 20～30倍”は ほしいところ..
　　これは“必須条件”です！

　　デジカメではレンズの焦点距離はあまり重要視されず ：ズーム倍率 “XX倍” で表す事が一般的の様ですが、
　　これはズームレンズの広角（ワイド）端の焦点距離の“XX倍”が望遠端（もっとも望遠）と云う意味です。
　　と云う事で、コンデジならズーム比 “20～30倍”.. 35ｍｍ判換算で 望遠端の焦点距離で.. “6～800ｍｍ”以上ほしい！

　　ちなみに一眼レフ（35ｍｍ判）用の交換ズームレンズでは、こんな高倍率は 実現困難で.. 今の所は実在しません(^_^;)
　　となると “200-400ｍｍ” あたりのズームレンズにX2倍エクステンションを付けて“400-800ｍｍ”超望遠ズームレンズ
　　として使うか、単焦点レンズの800〜1000ｍｍ辺りの超望遠レンズを選択する事になりますが・・

　　と言ったって、彼奴らは怪物！やたら大きく重たいばかりか、お値段も数10万は当然で優に100万円を越えるとか..
　　あれは、写真を生業とするプロカメラマンのツールで.. とても我ら素人が手に出来る代物ではないですよね・・

　　今回、使用したコンデジ（2012年製ネオ一眼）のズーム倍率は“32倍”・・ 広角端4.2ｍｍ～望遠端 126ｍｍと・・
　　かなりの高倍率！ “35ｍｍ判換算”で24～706ｍｍと、れっきとした超望遠レンズの領域です(@^^)/~~~
　　こんなのが“2万円ちょっと”で買えちゃうのも、凄い事… 驚きですよねo〜(^_-)O

　　その他、手っ取り早い方法はバードワッチイングに使うフィールドスコープ（望遠鏡）とコンデジを組み合わせる方法かな!(^^)!
　　デジスコと称する、鳥撮りファンには垂涎の機材でもありますが・・
　　ボーグ社などからも、様々なオプションが販売されているので案外簡単に超望遠の世界が手に入るかも・・

３）ピント合わせと露出条件をマニュアルで設定できる事
　　コンデジは通常、ホワイトバランスはもちろん、ピントも露出（ISOを含む）も自動設定が普通ですが「撮影モード」の
　　なかで「マニュアル」を選択します。　　（ホワイトバランスは白色を決めますが..オートのままでもOKです）
　　：ピントは≪無限遠≫に固定し露出条件の≪ISO感度≫はノイズの少ない ISO100か240 に設定する、
　　≪絞り値≫は、最もシャープに写せる ：最小絞りから 1～3段 戻した ｆ＝5.6/8/11 あたりに設定します..
　　≪シャッター速度は≫1/100前後でここは、デジカメらしく.. 試し撮りしながら最適値を求めます

注）最近のコンデジは“賢い”ので、３）に関わらず、お月さん撮り、も自動でOKかも！手持ちにないので推測ですが..
　　自動モードに「花火」や「夜景モード」などの暗めモード？がある場合は自動露出で撮れるかもしれません!(^^)!
　　是非、試してみて下さい・・
　　
※）普通の全自動モードでも.. 写るには写るのですが
　　カメラ任せでは、真っ白な丸が写るだけ！　自動露出は“白いものは白く写そうとする”から無理もないですが..
　　「露出補正」をめいっぱいマイナスすればどうにか写せる領域もあるようです、がデジカメの機種毎に条件が違うので
　　設定条件を変えるなどして、ひたすら試してみて下さい。

　　この辺り.. 軽い小さなコンデジ..特にネオ一眼（レンズ交換出来ない一眼タイプ）の素晴らしい能力だと思います！
　　小生..花撮りなど..場合によってはフルサイズ一眼レフを持ち出す場面もありますが、悔しいけど..年頃？
　　の首を保護する為？に..　もっぱら小さなネオ一眼を同伴させています(^_^;)

以上、お恥ずかしいですが、泥縄の中秋の名月撮りでした！ ご参考までに・・
　　なお　：上段の画像はコンデジの原画像を、トリミングしています、
　　：中段の画像はコンデジのズーム倍率32倍の望遠端（35ｍｍ換算焦点距離で706ｍｍ相当）のオリジナルです。

　　：下段のデータ付きの画像は：無料のPicasaの画面で撮影条件を表示させて“Snipping Tool”で画面の一部
　　　を切り取って（キャプチャ）画像ファイル化したものです！
　　“Picasa”は長く愛用していますが、無料とは思えない多機能さと使い易さで、お奨めです(^^♪

　　使い方他のご案内等、入用な向きには ：左メニューの「メッセージを送る」から・・ 要求して下されば..拙いですが、
　　提供元のGoogleへのユーザー登録から始まる..拙作のPDFマニュアルをさし上げます。