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2015年05月27日
物置小屋から出てきた物は(3)
中央の１台はベアフット機（ハードウエアー少々OS無し空っぽ機）を全うな自分仕様に仕上げて..
日常使いパソコンに.. メディアは5インチに代って3.5インチのフロッピーディスク全盛でしたよね
左右の2台は“オーバークロック”仕様 ２/３号機.. おとなしい外観に似合わず..モンスターPC (^^♪
左のは.. 普段使い用に？MOとCDドライブをおごって、右のは引き出し式のHDDでOS変更可
ケースも秋葉原のジャンク漁りの拾い君..当時メジャーのMICRONのデザインが気に入って！
云わば..若かりし頃..悪戯ざかりの暴走セットとでも ^_^; 時期は.. 1998年頃だったかな～
ところで“オーバークロック”ってなんだ？ ですが.. 当時の自作マニアの登竜門みたいなもの!(^^)!
パソコンのCPUを無理やり定格以上の高速で動かして、極限までパフォーマンスを上げようと..
車で言えば 0-400mやドラッグレースの様なタイムトライアル..要はパソコンのスピード競争！
当時.. 世界中の同好マニアがネット上にデータを公開して、スピードを 競っていました.. (^^ゞ
と名付け..呼称したのが最初、パーソナルコンピュータを略して パソコンっと云う事なんですよね～
“パソコン”が一般化する前 “マイクロコンピュータ” 略して“マイコン” と呼んでいましたよね(^.^)
当時のIBM社は太っ腹！ “PC-AT” と云う機種の 基本システム/内部仕様の多くが公開されたため
Compaq Dell など 多くのメーカーからPC/AT互換機が発売され、世界中で”AT互換機”が作られ
て大ヒット.. 事実上 PCの世界標準機なった！ （もちろん.. 英語ベースですが）
この頃.. 日本ではNECのPC6001→8001→8801→9801 と進化 普通に日本語 “漢字を使える”
パーソナルコンピュータが普及していた為、漢字が使えないPC-AT 互換機は普及しませんでした！
ところが..ある時、PC-AT 互換機でも 漢字が使える事件？が起こって、それを境に徐々に浸透..！
ついには“老舗..NEC” PC9801系に替って、PC-AT互換機全盛の時代到来..現在へ続いている・・
事件とは？.. PC-ATのOS“PC-DOS”の進化の過程で！ 当初の英数記号に加えて日本語や中国語
など文字数が多く.. 数千種もある言語にも対応する手法.. 苦肉の策“２バイト文字”の登場でした..
当時のIBM-PCのOSはPC-DOS 《DディスクOオペレーティングSシステム》 を載せていたのですが
バージョンアップの途上.. 待望の “漢字” が使えるPC-DOS 5.0/VというOSが登場した！(^O^)
これは画期的な事だったのです！.. このOSが色々あって後にMicrosoftへも受け継がれ..通称DOS-V
と呼ばれるMS-DOS 5.0/Vに進化 その後 Windoｗs-1.x 2.x 3.x を経てMS-Windows95が登場
更に98→ Me→2000Xp→Vista→Win7→Win8へと進化して.. 現在のWindows パソコン全盛の
時代の礎になっていった.. と云うことなんですよね～ OSも..今年はWindows10が登場するとか？
同じ頃、日本では漢字表示が早い.. NECのPC-98系が全盛で、初期のPC-AT互換 DOS-V機はまだ
漢字表示が遅くて.. かなわなかったですが、CPUとOSの進歩と共に.. 徐々に追付いて.. ついには
純粋なPC-98系を駆逐したのは御存じの通り.. 後にPC98系でも“MS-DOS” が走るようになった！
しかし、こ奴が出てくると.. 初めて マイコン と出会った 1970年当時を懐かしく思い出します^_^;
爺.. 初めての PC はNEC-8801.. HDDもフロッピーもなく、プログラムの保存 読み込みは普通の
カセットレコーダーを駆使したり、その後 アップル（AppleⅡ）を経てPC9821へ そして上の自作機へ
その後は、現行の Dell やacer 機へと続くのですが.. その話は長くなるので.. またにしますね(^^♪
代々の自作パソコン とっかえひっかえ全部で３０台位かな？ ほとんどが部品取り.. か友人へ進呈！
物置小屋の片隅で、まともな形で残っていたのは この３台だけ ^_^; 現行機はDell や acerノート
を使っていますが、大半の運用はタブレットに席巻され、出番は.. 激減です.. 時代ですね～!(^^)!
現在のパソコンは..Apple社製..以外 大半の機種は、この “PC-AT互換機” と云う事ですよね(^^♪
